医院ブログ

2015.04.20更新

希望ヶ丘デンタル(歯医者)院長安田です。
差し歯とインプラントについて
○差し歯・・・歯の根に人工の歯のついた土台を埋め込むものです。
○インプラント・・・人工歯根を骨に埋め込む歯の根っこがなくなってしまい、差し歯の治療が行えない方にも効果を発揮します。歯の根っこを人工的に作り、それを顎の骨に結合させることで、しっかりと根を作り上げますので、その上にのる人工の歯を不安定にすることがありません。
差し歯は歯の根っこに金属の土台を埋め込むのに対し、インプラントはチタン製の歯根を骨の中に埋め込みます。
差し歯は、歯の上の部分だけがなくなったときにできる処置です。
たまに「歯を抜いた所を差し歯にしてください…」と相談に来られる患者さんがいらっしゃるのですが、差し歯というのは、最低でも根が残っている状態でないと出来ません。残っている根や歯の一部に“差し込む”から、差し歯なのです。
ですから、根も含めて、歯そのもの全てを抜いてしまったら、差し込む所が無いので、差し歯に出来ないのです。
現段階では歯を抜いた後は、ブリッジ・入れ歯・インプラントのどれかで治療することとなります。

投稿者: 希望ヶ丘デンタル