医院ブログ

2016.03.08更新

日本人成人の8割は歯周病もしくはその予備軍と言われています。

放っておくと歯を失う恐れもあります。歯周病予防には、毎日の歯磨きなど口内ケアに加え、定期検診を受け、歯垢(しこう)や歯石を除去することも必要です。

歯周病は、歯垢に含まれる歯周病菌が原因となります。歯周病菌が、歯を支える歯槽骨(しそうこつ)や、歯と歯槽骨を結ぶ歯根膜など歯の周りの組織を溶かし、そのために歯茎が腫れて出血し、最終的には歯が抜けてしまう病気です。

歯周病の初期には自覚症状がほとんどなく、自分が気づかないうちに進行してしまいます。下記のようないくつかの症状にひとつでも思い当たれば、歯周病を疑った方がいいでしょう。

 

1.歯を磨くと歯ブラシに血がついたり、硬いものを食べると血が出たりする(歯肉が菌に侵され炎症を起こしている可能性が高い)。

2.歯肉が赤っぽく腫れ、赤紫色になっている(健康な歯肉はピンク色)。

3.胃腸は健康なのに、口臭があり口の中がねばねばする(口内で歯周病菌が繁殖していると考えられる)。

4.昔に比べ歯が長くなったと感じる(歯周病で歯の周りの骨が溶け出しているとみてよい)。

5.歯肉が後退して歯の根の部分が露出している。

 

歯周病予防には毎日の正しい歯磨きが欠かせません。歯の表側だけでなく裏側もしっかり磨く必要があります。歯垢染色液を使って、磨き残し

を確認するのも有効です。また、毛先の開いた歯ブラシは早めに交換しましょう。

不明な点は当院にご相談ください♪

投稿者: 希望ヶ丘デンタル