医院ブログ

2015.09.28更新

歯磨きをしている間や、その後うがいをしたときに、血が出てしまい
驚いた方も多いのではないでしょうか。
健康な歯茎であれば、歯ブラシの刺激によって出血することはほとんどありません。
出血がある場合は、歯の周りに付着した歯垢や歯石が原因になっている事が考えられます。
歯垢や歯石がたまり、歯茎が炎症を起こし腫れてしまうことによって、歯ブラシのような
わずかな刺激でも出血するようになります。
このような症状は歯周病の初期症状の一つです。
このまま気にせず放置し続けると歯周病が進行し、歯がぐらぐらしたり抜けてしまう原因に
なる可能性があるので、早めに対処しましょう。

再び健康な歯茎に戻すためには、お口の中を清潔に保つことが大切です。
血がでているから…といって歯ブラシを控えると、また汚れがたまってしまい炎症を
起こす原因になってしまうので、怖がらずに歯ブラシはきちんとしましょう。
ただ強くゴシゴシ磨いてしまうと、歯茎を傷つけてしまうことによって出血してしまう
可能性があるので、正しいブラッシング方法で丁寧に磨くようにしましょう。
毎日正しいブラッシング方法で歯磨きをすれば、出血は徐々に減ってきます。
歯石が歯についてしまっていると歯ブラシではとれないので、歯科医院で
クリーニングしてもらうことをおすすめします。

ただし、歯茎に痛みが伴う出血は、歯茎がなんらかの理由で傷付いてしまっている
恐れがあります。また、血液や癌などの疾患によって歯茎から出血することもあります。
痛みがある場合や、出血が止まらない場合は一度ご相談に来院していただくことをおすすめします。

投稿者: 希望ヶ丘デンタル