医院ブログ

2015.12.01更新

歯を抜く…と聞いただけで嫌な気持ちになる方も多いと思います。

できるだけ歯は抜かずに残す処置を行うのですが、お口の中の健康を守るために

抜歯が必要になるケースがあります。

 

・虫歯が進行している

 

虫歯が歯の内部や根元まで進行し破壊されている場合、できるだけ根もとを残すために

治療をするのですが、根の先の化膿がひどく骨や隣の歯に影響を及ぼしているときは

抜歯が必要となります。

 

・歯周病が進行している

 

重度の歯周病が原因で、歯を支える歯ぐきや骨などが失われてしまうと、歯がぐらぐらしたり

痛みがでたり腫れたりする可能性があります。

歯周病の影響を大きくしないために、抜歯が必要となることがあります。

 

・歯並びに影響がある場合

 

お子様の乳歯で、永久歯への生えかわりがうまくいかなくなる可能性がある場合は

抜歯をおすすめするときがあります。

 

・矯正治療

 

歯並びの矯正治療をするときに、抜歯が必要となるときがあります。

 

・歯が割れてしまっている

歯の根まで大きく割れていたりヒビがある場合、そこから虫歯や歯周病などの病気に

なる可能性が考えられるときは抜歯が必要となります。

 

・親知らず

 

まっすぐ生えていたり周りの歯に支障がないときは抜く必要はありませんが、

横や斜めに生えていて手前に悪影響になるときや、親知らず自体が腫れたり清掃が難しい

場合は抜歯をおすすめします。

 

歯はできるだけ抜かずに残すことはもちろん大事です。

ただ他の歯を長持ちさせるために抜歯が必要になる場合もあります。

歯を抜く判断は医師とよく相談の上、決めるようにしましょう。

投稿者: 希望ヶ丘デンタル