医院ブログ

2016.01.25更新

当院取扱いのインプラントブランド、

「ストローマンパートナーズ」に当院の専用ページができました。

 

詳しくはコチラをクリックしてください。

 

ストローマンインプラントとは

 

  • 精密機械産業が盛んなスイスのバーゼルに本社があり、現在では世界70か国以上に歯科用インプラント関連製品を提供しているグローバル企業です。

 

  • 50年にわたる研究開発と充実した検査体制のもと、グローバルで活動する非営利学術組織とのパートナーシップにより、学術的に裏付けのある製品を提供している企業です。

 

  • ストローマンインプラントは、埋入後の5年、10年という長期にわたる安定性が多くの研究により報告されています。

 

  • 世界で500万人以上の患者さんがストローマンインプラントによる治療を受け、患者さんのQOL向上に貢献しています。

 

  • ストローマン社は、世界のインプラント市場でナンバー1のシェアを持つインプラントメーカーです。

投稿者: 希望ヶ丘デンタル

2016.01.23更新

最近は高齢化が進む一方で、入れ歯の高齢者が減っています。厚生労働省が6年ごとに調査する「歯科疾患実態調査」によると、2011年には6569歳で総入れ歯の人の割合は8.9%と、2005年調査の17.7%から大きく低下し、1割を下回ってきました。7579歳、8084歳でもそれぞれ3割、5割を下回ってきています。

入れ歯が減少したのは、予防歯科の普及が大きな要因となっています。国などは 1989 年、80歳で20本以上の歯を持つ人を増やす8020運動」をスタートさせ、むし歯予防に効くフッ素を塗ることや歯周病予防の口内清掃のほか、歯科健診を推進してきました。過去1年以内に歯科健診を受けた人の割合は2012年には47.8%まで上昇し、特に60歳以上では50%を超えてきています。健診時はフッ素塗布なども行うようになっています。この結果、8020運動の達成者の割合は2011年には40.2%にまで上昇してきました。

予防歯科が普及してきた背景には、フッ素入りの歯みがき剤に加え、歯みがきが定着してきたという生活習慣の変化も影響しています。統計を見ると、12回以上歯みがきする人は30年前の4割から今や7割に達しています。

総入れ歯の自己負担は1万〜2万円。総入れ歯の前には部分入れ歯(1万円前後)の段階もありま す。歯の抜けたところにねじを埋めて人工歯を付ける「インプラント(人工歯根)」は保険が適用されず、120万〜50万円。一方、歯科健診は11万円。重症化予防として保険が適用されれば3千円で済みます。むし歯や歯周病のために歯の本数が減って食習慣が変化すると、糖尿病脳血管疾患を招く恐れもあります。歯の健康は全身の健康にもつながります ので、定期的に歯の健診を受けましょう♪

投稿者: 希望ヶ丘デンタル

2015.12.22更新

歯周病は全身疾患と深く関わる病気です。

以下のような、疾患や状態と関わっていることがわかっています。

 

骨粗しょう症

骨粗鬆症と歯周病は一見無関係のように思われがちですが、実は密接な関係にあるのです。骨粗鬆症やカルシウム不足が直接歯周病を引き起こすことはありませんが、歯周病を悪化させる要因の一つになるのです。

 

肥満

メタボリックシンドロームを構成する脂質代謝異常が歯周病の発症や悪化のリスクファクターとなる危険性があります。

 

糖尿病

血糖値が高い状態が続くと、タンパク質と糖が結合した物質が増え、その影響で歯肉の炎症も悪化しやすい。また逆に、歯周病菌が血中で作り出すTNF-αという物質は、血中の糖濃度を制御するインスリンの働きを阻害し、糖尿病を悪化させます。

 

動脈硬化

歯周病菌が血中に入り、心臓の冠状動脈などに感染を起こすと細菌の作り出す毒素や炎症物質によって血栓ができやすくなり、動脈硬化が進む可能性が報告されています。

 

心臓血管疾患

動脈硬化が心臓の冠状動脈に起こると狭心症や心筋梗塞になります。歯周病に罹患していると、心血管疾患の発症リスクは1.15〜1.24倍高まると言われています。また、心臓の内壁を覆っている膜「心内膜」に歯周病細菌などが感染して炎症が起こり、心臓の働きが低下する感染性心内膜炎を起こす可能性があります。

 

脳血管障害

脳血管障害のうち、同じく動脈硬化を基盤に発病する脳梗塞もまた、歯周病と関係があると考えられます。

 

このように歯周病の治療は、単に歯を残す目的だけでなく、血管をきれいにして、病気の始まりの段階をケアする目的が注目されています。

投稿者: 希望ヶ丘デンタル

2015.12.19更新

予防とは・・・むし歯や歯周病にならないように予め防ぐ事だと思われている方が多いと思います。確かにそうなのですが、歯科の治療はすべて予防になるのです。

 

予防には一次、二次、三次予防があります。

 

三次予防

 

従来の被せ物をかぶせる、入れ歯を入れる、悪くなった歯を抜くなどはすべて三次予防になります。いわば機能回復を目的としたものが三次予防といえます。インプラントも最先端の治療といわれますが、やっていることはこの三次予防です。

 

二次予防

 

二次予防はいわゆる「早期発見、早期治療」となります。歯周病の検査やレントゲン撮影などの検査〜虫歯を詰める治療、歯周病の歯石とりなどが二次予防です。

 

一次予防

 

「健康増進、特異的予防」に分類されるものです。「特異的予防」とは、定期的な歯科医院での検診や歯科医院での初期虫歯へのフッ素塗布などで、「健康増進」に分類されるのは生活習慣の改善や食事指導、歯ブラシ指導がこの一次予防になります。

 

患者さんは、詰め物が取れたり、歯が痛くなったり、歯周病で歯がグラグラになってから、ようやく歯科医院に行くことを考えることがまだまだ一般的です。

 

これからは一次予防が重要になってきます。

つまり、虫歯、歯周病にならないための健康増進(生活環境改善、適切な食生活、運動・活動の励行、適正飲酒、禁煙、ストレス解消)と、特異的予防(フッ素、キシリトールの活用、定期的に歯科医院でプラーク、バイオフィルムを落とすことによる虫歯・歯周病のコントロール)を行うことが重要です。

重症化してから治療するよりも、そもそも虫歯にならない、歯周病をコントロールしていた方が、痛みもなく、お金もかからず健康を保つことができます。

投稿者: 希望ヶ丘デンタル

2015.12.11更新

歯は食事をする度に表面のミネラル成分であるカルシウムやリンが溶け出して(脱灰・だっかい)しまいますが、唾液の中にあるミネラル成分によって元に戻ります(再石灰化・さいせっかいか)。このように唾液の中には歯が虫歯にならないように、大量のミネラル成分が含まれています。

 

口の中にプラークが残っているとこのミネラル成分が原因で歯石になってしまいます。プラークの付着後、4~8時間で開始され、約50%が2日間、60~90%が12~14日で石灰化してしまい歯石となります。

 

【歯石がつきやすい場所】

①下の前歯の裏側

下の歯の前歯の裏(ベロの下)には唾液の出口があります。前歯の裏にプラークがあると唾液の成分で直ぐに歯石になってしまうので、歯石が付きやすくなります。その代わりその成分のおかげで歯が溶けても、直ぐに石灰化するので、虫歯にはなりにくい場所です。

 

②上の奥歯の側面

また、上の歯の奥歯の頬側には耳下腺という唾液の出口があります。そこにプラークが残ると直ぐに唾液の成分で歯石になってしまいます。

 

プラークが残らないようなブラッシングをすることと、歯石を定期的(3〜6か月に1回)に取ることが自分の歯でおいしく食事をし続ける秘訣です。

投稿者: 希望ヶ丘デンタル

2015.12.01更新

歯を抜く…と聞いただけで嫌な気持ちになる方も多いと思います。

できるだけ歯は抜かずに残す処置を行うのですが、お口の中の健康を守るために

抜歯が必要になるケースがあります。

 

・虫歯が進行している

 

虫歯が歯の内部や根元まで進行し破壊されている場合、できるだけ根もとを残すために

治療をするのですが、根の先の化膿がひどく骨や隣の歯に影響を及ぼしているときは

抜歯が必要となります。

 

・歯周病が進行している

 

重度の歯周病が原因で、歯を支える歯ぐきや骨などが失われてしまうと、歯がぐらぐらしたり

痛みがでたり腫れたりする可能性があります。

歯周病の影響を大きくしないために、抜歯が必要となることがあります。

 

・歯並びに影響がある場合

 

お子様の乳歯で、永久歯への生えかわりがうまくいかなくなる可能性がある場合は

抜歯をおすすめするときがあります。

 

・矯正治療

 

歯並びの矯正治療をするときに、抜歯が必要となるときがあります。

 

・歯が割れてしまっている

歯の根まで大きく割れていたりヒビがある場合、そこから虫歯や歯周病などの病気に

なる可能性が考えられるときは抜歯が必要となります。

 

・親知らず

 

まっすぐ生えていたり周りの歯に支障がないときは抜く必要はありませんが、

横や斜めに生えていて手前に悪影響になるときや、親知らず自体が腫れたり清掃が難しい

場合は抜歯をおすすめします。

 

歯はできるだけ抜かずに残すことはもちろん大事です。

ただ他の歯を長持ちさせるために抜歯が必要になる場合もあります。

歯を抜く判断は医師とよく相談の上、決めるようにしましょう。

投稿者: 希望ヶ丘デンタル

2015.11.09更新

1.健康状態のチェック

インプラント手術の安全性は、手術当日の健康状態によって左右します。手術前から体調を整え、体調が良い状態で手術当日を迎えることが大切です。

 

2.口腔内のクリーニング

衛生的な環境でインプラント手術を行うことが必要ですが、口の中に細菌が残っているような状態では、手術を開始できません。歯科衛生士により、徹底的に口の中をキレイにします。

 

3.インプラント埋入手術

麻酔をしてから、歯肉を切開し、顎の骨(歯槽骨)にドリルで穴を開け、インプラントを埋め込みます。インプラントには仮の蓋を装着し、歯肉を元にもどして縫合します。

 

4.リカバリー

術後は体を休めます。出血が止まっているのを確認します。

 

5.手術や術後の注意点などを説明

行った手術について、術後の注意点などの説明があります。

 

6.帰宅

入院の必要はありませんので、その日のうちに帰宅できます。

投稿者: 希望ヶ丘デンタル

2015.10.30更新

横浜の希望ヶ丘デンタル(歯医者)院長の安田です。
日本は先進国で最も急速に高齢化が進んでいます。
日本の平均寿命は男の平均寿命は79.55年、女の平均寿命は86.61年(平成25年厚生労働省 簡易生命表)と世界一の長寿国となっています。
しかし近年では生存の量だけではなく、「いかに自立して健康で暮らせるか」というQOLを考慮した『健康寿命』という考え方が急速に広まっています。
現在、その健康寿命は男性71.19年、女性74.21年(平成25年厚生労働省 簡易生命表)であります。
平均寿命と健康寿命との差は、日常生活に制限のある「不健康な期間」を意味します。平均寿命と健康寿命(日常生活に制限のない期間)の差は
、男性で9年、女性では12年となり、この間は介護や医療が必要ということになります。

厚生労働省では健康寿命を延ばすことを目標として、さまざまな取り組みを行っています。この健康寿命ですが、実は口腔の状態と密接に関係しています。

例えば
自身の歯がたくさん残っていると疾患リスクが低く、長生きできる
歯が少ない高齢者や入れ歯の状態が悪い高齢者は、介助が必要になったり寝たきりになったりする危険性が高くなる
咀嚼能力が高い人と低い人では、運動の能力や人間関係に差が出る

このように自分の歯でも入れ歯でもインプラントでも、しっかりなんでも食べられる口の中をつくることが
「不健康な期間」を短縮する鍵になるのではないでしょうか。

投稿者: 希望ヶ丘デンタル

2015.10.23更新

むし歯になりやすいかどうかは「食習慣」「むし歯菌の数」「唾液の質」の三角関係を保つことが大事なのです。

 

『食習慣』

砂糖のとりすぎ以上に虫歯と深く関わるのが、「摂取する回数」です。

 

ちなみに砂糖は「1日に何グラム以上」という量よりも、「どれだけ口に長く残るか」のほうが重要ですので、飴やキャラメルなどは非常にハイリスクになります。

 

ミュータンス菌の栄養分となる食事や飲み物が入ってくると、およそ3分で菌が活動を始めるのですが、まずは口内を酸性に傾けて歯を溶かす「脱灰(だっかい)」からスタートします。

 

しかし食後から時間がたつと、唾液によって口内は中性に戻り、再び虫歯ができにくい環境になるのです。この修復システムを「再石灰化」といいます。

 

つまり1日に何度も飲食を繰り返すと、再石灰化するヒマもなく口内が酸性に保たれ、それだけむし歯ができやすくなるのです。しょっちゅうお菓子をつまむ、常に飴を舐める、ダラダラと食事をする人などは高リスクといえるでしょう。

 

『むし歯菌の数』

 

むし歯に関係する菌は2種類です。ミュータンス菌とラクトバチルス菌です。

 

ミュータンス菌はむし歯を引き起こす菌で、この菌がどれだけ口内にいるかによって「できやすさ」は変わります。ミュータンス菌は赤ちゃんの口には存在せず、多くは親など他者からの感染によって入ってくるものです。

 よく「虫歯は遺伝する」といわれますが、正確には親の持っているミュータンス菌が、幼少期の子どもに感染することが主な原因と考えられています。

 

また、ラクトバチルス菌はむし歯の進行に関係し、ミュータンス菌によって脱灰(歯が溶け出すこと)されたあとに繁殖し、むし歯を進行させ、歯と詰め物、被せ物の隙間に生息しています。

 

ちなみにむし歯菌の数は、「カリエスリスク検査」という唾液を採取する検査で調べることができます。

 

○歯並びや歯の形状

 

八重歯があるなど歯並びがデコボコしていると、歯ブラシが届きにくいためむし歯リスクは上がります。また歯の表面に深い溝があるなど、形状によっても虫歯のなりやすさは変わります。

 

いつも同じような部分がむし歯になる人は、デンタルフロスを使うなどしてしっかり清掃するか、矯正歯科などで相談してみるのもいいでしょう。

 

 

『歯・唾液の質』

歯が作られる時の環境の違いなどで個人差がありますが、エナメル質や象牙質の状況(=歯の質)によって、むし歯になりやすい人もいます。特に乳歯や永久歯が生えたばかりの子どもは注意が必要です。

 

また、ネバつきがなくサラサラした(「水」に近い状態の)唾液が「良い唾液」なのですが、質が良くても「量」が少ない場合は唾液の十分な機能が発揮されません。

 

○口呼吸をしている

唾液には口の自浄作用があり、細菌が繁殖しにくい状態にしてくれます。ですから唾液の分泌が大幅に減ってしまう睡眠中に、むし歯ができやすくなるのです。

口呼吸が多い人はそれだけ口の中が渇きやすいため、むし歯のリスクが上がります。

投稿者: 希望ヶ丘デンタル

2015.10.22更新

夜中に急に歯が痛みだしたり、仕事中に痛んですぐに歯医者に

いけないときがあった方もいらっしゃると思います。

今回は、歯が突然痛みだしたときの応急処置、やってはいけないことをお伝えします。

 

―歯の痛みを一時的に止める応急処置-

 

・患部を頬から冷やす

まずは患部をほほ側から冷やして下さい。氷枕やぬれタオル、おでこに貼る冷湿布等で

患部を冷やし、血の巡りを抑える事により、歯痛を和らげることができます。

 

・口の中を清潔にする

食後などに歯が痛くなった場合は、食べカスや細菌が歯と歯の神経を圧迫して

痛みを引き起こしている可能性があります。歯や歯茎に食い込んでる食べかすがある場合は、

歯ブラシなどで綺麗にすることによって痛みが軽減おさえることができます。

 

・痛み止めの薬をのむ

市販の痛み止めを使いましょう。一時的ですが歯の痛みを抑えることができます。

ただ、痛みがひいても薬で止めているだけなので、患部が自然治癒するわけではありません。

状態がさらに悪化する前に、早目に歯科医院で診てもらいましょう。

 

―歯が痛い時にやってはいけないこと―

 

・痛い歯をいじる

歯の周りの汚れをとるのはいいのですが、歯をたたいたり揺さぶったりすることは

やめてください。刺激が加わり痛みが強くなる可能性があります。

 

・アルコールを飲む

中枢が麻痺し、一時的に痛みを忘れることがありますが、血液の循環が良くなるため

その後さらに強い痛みになる可能性があります。

 

 ・熱いお風呂や激しい運動

血圧が上がると、痛みがある歯の血液の循環がよくなり痛みが強くなります。

また、体を温めると同様に痛みが増しますので、熱いお風呂は避け、ぬるめの

シャワーを浴びるのがいいです。

 

歯の痛みは痛みの中で最も強いといわれているそうです。

応急処置は一時的に痛みを和らげるだけですので、早めに歯科医院で

痛みの原因を診てもらいましょう!

投稿者: 希望ヶ丘デンタル

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